最近思うこと
Insilico Medicineの特発性肺線維症（IPF）の治療薬候補、ISM001-055のPhase IIaの概要がリリースされた。同社はAIを使い、史上最短でゼロから臨床Phase IIaに入った。自分が創薬研究者だった頃は呼吸器疾患領域でkinase inhibitorのプロジェクトに関わり、その後、in silico (コンピューターでという意味）により創薬を行うバイオテックを経営し、ベンチャーキャピタルではいくつもkinase inhibitorを開発するバイオテクに投資したので、非常に親近感がある。もし、自分が健康であれば、こんなアプローチをやりたかったな〜と思う。でも、今の自分のプライオリティは少しでもQoLを高く保つこと。
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Insilico Medicineは、特発性肺線維症（IPF）の治療薬として開発したISM001-055の第IIa相臨床試験で、主要評価項目である安全性と副次的評価項目である有効性の両方で良好な結果を得たと発表しました。この試験では、ISM001-055が用量依存的に肺機能を改善することが示されました。ISM001-055は、Insilicoの独自のAIプラットフォームを活用して設計された新規の小分子薬であり、TNIK（Traf2-およびNCK-相互作用キナーゼ）を標的としています。この成功は、AIを活用した薬剤開発の有効性を示すものです。
たまにはロボットではない、生身の人間の気持ちを綴ってみました。
読んでいただいている方、有難うございます。
特発性肺線維症( idiopathic pulmonary fibrosis (IPF) )関連の学術的情報収集してシェアしています。IPFと診断されて、ほぼ2年間毎日ここに情報を掲載してきました。といっても、定期的に作り置きしたものを毎日自動的にリリースしているのですが・・・。AIを多用する様になって、業務負荷はほとんどなくなりました。私個人的には生きている限り、AIと一緒に活動することになりました。余命宣告を受けてからも、まだ生きていられること、周り方々にも感謝をしながら、日々過ごしています。
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