集中治療室で間質性肺疾患患者の治療レベルを早期に決定して、終末期の苦しみを最小限に抑えるのに役立つ要因はどれほどか?: レトロスペクティブ研究

特発性肺線維症( idiopathic pulmonary fibrosis (IPF) )関連の学術的情報収集してシェアしています。Google Scholar SearchのUpdateを定期的に掲載していますGoogleのAIが一定の重み付けはしているとは思いますが、玉石混交です。

Which factors are helpful for the early determination of treatment level in patients with interstitial lung disease in the intensive care unit to minimize the suffering in their …

SH Kim, DH Lee, B Yang, JY Cho, H Kang, KH Choe… - Medicine, 2022

… [1–3] According to a recent meta-analysis, the mortality of patients with ILD,

including idiopathic pulmonary fibrosis (IPF), admitted to the ICU was approximately

50%. [4] However, the mortality is higher in several patients with ILD admitted to the …

集中治療室で間質性肺疾患患者の治療レベルを早期に決定して、終末期の苦しみを最小限に抑えるのに役立つ要因はどれほどか?: レトロスペクティブ研究

・間質性肺疾患 (ILD) は、特に集中治療室 (ICU) に入院した患者において、高い死亡率と予後不良に関連する。

・目的は、ICU における治療レベルの比較的早期の決定を支援するための臨床的予測因子を調査。

・ 2014 年 1 月 1 日から 2019 年 9 月 30 日までの間に ICU に入院した ILD 患者を遡及的に調査しました。合計 64 人の患者を分析。

・ ICU と病院の死亡率は、それぞれ 67.2% と 69.8%。

・非生存者は、1 日目 (79 ± 21 対 60% ± 21%、P = .001) および 3 日目 (61 ± 31 対 46% ± 19%、P = .004) の吸気酸素 (FiO2) の割合が高かった。彼らは、生存者グループよりも、1 日目 (134 ± 80 対 173 ± 102、P = .049) および 3 日目 (147 ± 74 対 235 ± 124、P = .003) の酸素分圧/FiO2 (PF) 比が低いことを示した。 1 日目に得られた乳酸値と 3 日目に測定された PF 比は、死亡率と関連していた (それぞれ、オッズ比 1.89; 95% 信頼区間 1.03–3.47 およびオッズ比 0.99; 95% 信頼区間 0.98–1.00)。 31人のICU生存者のうち、10人の患者が一般病棟で死亡し、12人の患者が退院後に死亡した。 1年後に生き残ったのは9人の患者のみ。

・ICUに入院したILD患者の入院3日目のさらなる治療または中止のレベルを決定し、比較的早い時期に長期にわたる苦痛を最小限に抑えることができることを示唆する。